しかつきかふぇ

ちょっとした休憩時間に

IM飲み会 2015に参加してきました

あしかです。

12/29 はIM飲み会2015に参加してきました。
# ほんとは昨日のうちにブログ書きたかったけど
# 完全に酔ってたし、Simが速度制限受けてしまったので書けなかったのよんw

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場所は銀閣寺!…なわけはなく、、その近くの京大ですね。
# 行く前にちょっくら銀閣寺に立ち寄っていました。。。

im2015 · mamorlis/chaime Wiki · GitHub

…と、「IM飲み会」と書いてますが、いろいろ嘘があるように感じる(笑)
IM = インプットメソッドをどうにかしたい方は(想像してましたが)特に不在(※追記)で、、
飲み会…と言われても、飲んでたのはそのあとの懇親会での話。。

※(追記) 「ちょっと語弊がある」という指摘 を戴きました。そのとおりです。失礼しました。。。
ふと思ったのは、何かのきっかけがあれば面白い方向に話が持っていけるのかな〜
と思ってみたりして。

とは言うものの、「IM飲み会」という名前でなかったら
私などは当然参加できなかったろうし、これはこれで正解だと思います(ぇ

さて、内容的に私めには全然わからなかったのかというとそうでもなかったです。
少なくとも、むか〜し YLUGのカーネル読書会 に初めて参加した時の
「なんじゃこりゃ〜」感に比べたら、かなり理解できました。

これも徳永さんの本や、真鍋さんのブログのおかげだと思います(^^)
# いつも(勝手に)お世話になっていま〜す!

興味深かった発表

興味深かったのは森さんの「自然言語処理によるテキスト理解の試み」です。
こんな感じ のお話ですね。

私がやってるおーぷん万葉のテーマとして「辞書をつくる」というものがありますが
あ〜こういう辞書もあるのか!という点が非常に面白かったです。

他にも、北川さんが「新語」と呼んでいた、
Twitterで見かける「こんなの解析できないよ〜」という日本語についてのお話。

実は私が大学生の頃、日本語研究の観点でやっていた研究とそっくりで
私たちの間では「若者ことば」と呼んでいましたね(←今思い出したw

そもそも何を持って「若者ことば」なのかも曖昧ですけど、
その当時はTwitterなど存在しないので、携帯メールの本文がコーパスになってました。

…なんて書いてたら、こんなスライドが出てきたよん。
(今回のIM飲み会とは関係ありません!)

www.slideshare.net

(ぶっちゃけ)私の恩師の論文がめちゃくちゃ出てきますねw

私自身はもともと文学部卒の人間ですので、
こんな日本語学系と自然言語学系の融合に今後携われることができたら光栄です。

ライトニングトークの件

さて私というと、あろうことかライトニングトークをしてしまいました。
(いろいろゴメンナサイ^^;)

www.slideshare.net

まだまだ私は未熟者だよ〜とあからさまに宣伝してるようなものですが、、、
ただ今回のIM飲み会を通じて改めて確認できたのは

おーぷん万葉では辞書を整理したい

てのが根底にあるという点です。
それを日本語学研究の活性化に結びつけられたらいいなてのがあったりします。

実はいうと、かな漢字変換ソフト開発の方が後付けだったのですよね(笑)
(改めて気付かせてもらった京橋ひよわさん、本当にありがとう!)

まぁ日本語学研究の活性化というのはちょっと脱線気味なのかもしれませんが、
とにかくあらゆる分野のアプリ開発や研究に寄与できたらいいなと考えています。

もちろん、「それ欲張りすぎじゃない?」という声や
「単語は辞書に足せばいいんじゃない! 品質も重要なんだよ」という声も頂いてます。

その辺りのバランスがかなり大変だと思いますが、
こんな方法があるよ〜など声をかけて頂けると非常にありがたいです。

…と、先ほどのスライドで一部分だけお見せしてますが、
もう一度「おーぷん万葉 概要」のスライドをここで整理した方が良さそうですね。
来年早々、どこかでちゃんと公開したいと思います。

最後に

最後に、IM飲み会でこんな我儘な人間の話に付き合っていただいた皆様、
本当にありがとうございました。

こんな未熟者の私でも、いろいろ得られるものが非常に多く
参加できてよかったです。

来年もよろしくお願いいたしま〜す!(ぉ